全日本高校模擬国連大会で優秀賞 NYでの国際大会出場権獲得
2022.11.14
11月12日(土)・13日(日)の両日に渡り、第16回全日本高校模擬国連大会が開催され予選を通過した80チームが渋谷の国連大学に集まり3年ぶりに対面での会議が行われました。本校からは高校2年の桝田啓太郎君と土屋哲史君がエクアドル大使として、「多国籍企業及び社会政策に関する原則の三者宣言」というテーマに挑みました。多国籍企業というと皆さんも自動車・航空・医療品など様々な分野で具体的な会社名が浮かんでくることでしょう。企業が海外に拠点を移していけば自国での雇用機会が減少する可能性は否めません。また拠点となる国に存在していた同種の企業との競争が発生することも想定されます。拠点先の宗教的事情に応じて労働に対する男女の意見の隔たりが大きかったりと多国籍企業の活動についてはメリットばかりとは限りません。企業の社員という立場ではなく、国益を背負った大使として中立的な立場で多国籍企業活動に関するルール作りが真剣に話し合われました。エクアドル大使は中南米の国々を中心に意見をうまくまとめて会議をリードしていました。会議は40チームごとに2議場に分かれて行われ、閉会式で議場毎に最優秀賞1校、優秀賞2校が発表されました。本校はB議場において優秀賞を獲得し、他の5校と共に来年4月にアメリカ・ニューヨークで開催される高校模擬国連国際大会へ派遣されることが決定しました。日本チームの一員として更なる高みを目指して引き続き頑張っていただきたいと願っています。(グローバル部顧問)
2日目朝の会議前の一コマ 左:土屋君 右:桝田君
公式スピーチ風景 公式スピーチは英語を使用します。
非公式討議 各大使が席を離れて自由に議論できる時間です。考えの近い国同士でグループが形成されていきます。
表彰式風景 おめでとうございます。